
菜穂
@mblaq_0825
2025年7月9日

新編 銀河鉄道の夜
宮沢賢治
本のある暮らし
積読家
輪読会にて
前回お休みしてしまったのでP239~P248まではひとり読み。
P248~P262から輪読。
自分以外の人と仲良くするカムパネルラのことを面白くないジョバンニ。
子供の頃のこの友に対する複雑な心境、大人になった私は忘れてしまっているのでなんとも説明し難い。でも心の奥に仕舞われている子供の心に触れてくるような気もする。
「双子の星」の物語が伏線になっているようなお話もでてきます。
自己犠牲という言葉だけ聞くと私は拒絶反応を起こしてしまいますが……
宮沢賢治の描いている自己犠牲は単に自分を犠牲にして他者のためにということではないような気もします。
この辺のことは一冊読了後の感想でまた深掘りしようかしら。
遂に表題作「銀河鉄道の夜」が終わりました。
私にとって初めての「銀河鉄道の夜」。
子供の頃に読んでいたらどんな感想を持ったのか興味深いです。
表題作は読み終えましたが、新潮文庫版「銀河鉄道の夜」を一冊輪読する旅はもう少し続きます。次回からはこちらも名作「セロ弾きのゴーシュ」
再読なのですがまた感想を深めていければと。




