いるかれもん "子どものための精神医学" 2025年7月11日

子どものための精神医学
本当は読み終わったらレビューとか書こうと思っていたけど、忘れないうちに書けるところ書いておこう笑 子どもの発達について大学の講義もとったりしてて何度か勉強したことがあったけれど、これは今まで読んだどの本よりも面白いしわかりやすいし、スッキリしている。400ページを越えるなかなか分厚い本ではある(まだ200ページくらいしか読めていない)けれどグイグイ読み進められる。他の多くの本はおそらく「自閉症」とか「学習障害」とかみたいに病名ごとに解説されていく形式だと思われるが、この本は全然違う。まず、子どもの発達について「認識の発達」と「関係の発達」という2つの軸を張り、この2次元空間の位置から様々な子どもの精神障害を論じていく。だから、多様な話題を扱いつつもスッキリと理解できる(気がしている)。この考え方を知ることができただけでも十分価値があったと思う。もし興味ある人は是非読んでみてほしい。
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