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2025年7月11日

NEXUS 情報の人類史 上
ユヴァル・ノア・ハラリ,
柴田裕之
読み始めた
カリブ海思想のテーマである記憶の伝達、というところからなんとなく「情報」の歴史みたいなところに辿り着いた。しかし著者は西洋社会に所属している者でもあるので、基本的には批判的に読んでくのがいいのだろうなとも思う。
実際、プロローグですでにサイードの植民地主義批判の言説を「過激な左派の主張」としてみなしているところがあり、もちろんこれはあくまでも「情報の捉え方」を主眼においての評価なのかもしれないが、あまりにも「中道を探究すること」を目指しすぎている気もする。




