
fuyunowaqs
@paajiiym
2025年7月11日

あえのがたり
今村翔吾,
佐藤究,
加藤シゲアキ,
小川哲,
朝井リョウ,
柚木麻子
読んだ
掲載順に前から読んだ。
それぞれ1万字ずつなので、集中が切れる前に物語がまとまってくれてありがたい。ただ、個人的にアンソロジーを主催する苦労のようなものを思い出して肚が重くなった。読み終えて、いいな〜と思ったのは次の2作品。
蝉谷めぐ実さん「溶姫の赤門」:
心細かった溶が、自分はここにいてもいいんだと信じられる体験がていねいに描かれていて、胸があたたかくなった。
小川哲さん「エデンの東」:
収録作品のなかで唯一声をあげて笑った。"私は激怒した。"がおもしろすぎてだめだった。一生に一度しか使えないであろう手法でこの企画に参加された作家の遊び心を感じた。
