こまち
@komachi0319
2025年7月11日

丕緒の鳥 十二国記
小野不由美
読み終わった
再読中
7/11再読。
前回は確か発売順で白銀の手前で読んだ『丕緒の鳥』、今回は『図南の翼』の前に読みました。
初読時と同様、一番印象に残ったのは『落照の獄』でしたが、この話については結構書いたので全体について。
これまでの王や麒麟という上の立場からの話でなく民目線のボトムアップな話は十二国記シリーズの中では珍しいのですが、だからこそ自分の経験と照らし合わせることができて、それがこのシリーズの理解を深めさせてくれるよう感じます。
あとは前回も書いたけど、陽子が登極する前の慶、特に予王の治世がめちゃくちゃやばいなとか、柳は蓋を開けたらすごくやばそうというのもありますが。
『青条の蘭』が尚隆登極時の雁の話で、最後の方で「新王によって任じられた新しい地官遂人は、話の分かる人物だと聞いた」とあるけど、これは帷湍のことですよね。初読時には気付かなかったので、遅ればせながら気付いて喜んでいます。
