
雨のち晴れ
@kotaro
2025年7月12日

移動と階級
伊藤将人
読み終わった
@ 自宅
「移動」とは、社会的で、政治的で、経済的なもの。
これだけ「移動」を考察した本も珍しい。
以下、参考になった箇所
移動に価値を見出す成功者たち
例 堀江貴文「多動力」
例 入山章栄「発想力は移動距離に比例する」
日本の総人口は約1億2450万人だが、そのうち65歳以上の高齢者は約3600万人、障害者手帳の所持者は約610万人、ここに幼い子供を育てている人や、妊娠中の女性などを加えると、何らかの移動の不自由を抱えている可能性がある人の数は、全人口の3分の1を超える
→たしかに息子と娘をべビーカーで移動するのは大変だった。電車でも、子供に優しい人から、うるさいと言ってくる人までいろいろいる。
「移動不可能財」へのアクセス
「移動不可能財」とは、それを移動させることが不可能であるが、移動させることに多すぎる費用がかかる財
すべての観光地は、その場所から移動させることができないし、その場所に存在することに大きな価値がある。万里の長城やストーンヘンジ、グランドキャニオンなどの不動産を見るためには、そこに行かざるを得ない。
この世が「移動できないもの」で溢れているからこそ、移動には価値が生まれる。




