
yurina
@y_reads_
2025年7月13日

センスの哲学
千葉雅也
読み終わった
センスとは何か、センスの良し悪しとはどういうことかを、色んな角度から考えて定義(仮固定)した上で、その「脱構築」へ向かい、最終的にはアンチセンスをどう考えるかという問題に向き合う本だった。
後半は難しかったけど、センスについて深く考えるきっかけとなり面白かった。
🔖 メモ
センスとは
・直感的に「わかる」ことである
・上手よりもヘタウマである
・再現思考から降りること
・ものごとをリズムとして捉えること
・ものごとをリズムとして「脱意味的」に楽しむことができる
・偶然性にどう向き合うかが人によって異なることがリズムの多様性となり、それが個性的なセンスとして表現される
・アンチセンスという陰影を帯びてこそ、真にセンスとなるのではないか

