ちょこれーと* "嫉妬論" 2025年7月14日

嫉妬論
嫉妬論
山本圭
「人間として存在するうえで、私自身のものである仕方というものが存在するのである。私は自らの人生を、他人の人生の模倣によってではなく、こういう仕方で生きることを求められるのである。」 自分の人生を歩む。誰かの模倣ではなく。 自己を確立しないとできないこと。 自分で考えずに人の意見に乗っかってここまで来てしまったから、とっても難しい。 共感と言うと聞こえが良いけれど。 空っぽだって認めたくなくて、相手が求めてそうなそれらしい回答用意して、本当の自分ってなんなんだろうなんていつも考えていた。だからこそ同窓生たちがどんどん先に歩いて行くのを見て、同じところを進んでいたはずなのにと、羨望という正の感情ではなく嫉妬という負の感情の方が生じてしまうのかもしれない。
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