さくさくぱんだ "国宝 上 青春篇" 2025年7月17日

国宝 上 青春篇
映画を観て余韻に浸りたく原作も読んでみた。吉田修一さんは毎回映像から入っていて、悪人は学生時代に買った数少ない小説のひとつ。横道世之介も大好きな作品で、続編もぜーんぶ読んだ。 「国宝」は映画ではカットされてるエピソードがかなりあって楽しめた。この長編を映画におさめる(といっても3時間!)にはしょうがないけど、徳次がなかなか重要人物で笑った。ペルシャ絨毯、お前の台詞かい! 喋り口が軽快で映画よりも軽く感じる。常に第三者視点だからかな。作品の雰囲気の受け取り方もだいぶ違う。 下巻もたのしみ!
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