🐳💫 "国宝 下 花道篇" 2025年7月16日

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@4681220pla
2025年7月16日
国宝 下 花道篇
読後しばらくは呆然と天井のシミとかを眺めてしまいました。とんでもないもん見てしまったな。 しばらく言葉が出ないくらい良い小説だったな〜。映画で見た時と語り手が違うから印象が変わったシーンが沢山あった。映画も小説もどっちもいい作品だ〜。 万菊師匠、やっぱかなり奇抜で所謂歌舞伎の型にハマっている人ではなかった。だからこそ喜久雄よりも俊ぼんを贔屓したのは家とか血とかじゃなくて単に芸風と顔の好みなんだと思う。喜久雄の顔嫌いそうだったしな。確かに映画万菊師匠の最後のシーンで「美しいものがひとつも無いのが落ち着く」と言っていたのに美しいと表現した顔の喜久雄を呼び寄せたのは不思議だった。しゅんぼんの最後の舞台も相まって、万菊師匠の正当後継者は旬ぼんだったんだろうな。人間国宝になったのは喜久雄だったけど。 男が舞台に上がって来たシーン、「舞台と客席の間にあるはずの何かを男が破って舞台に上がってきた」「既に破られてしまった今、喜久雄にももう見えず、思い出せません。」「ずっとあった何かが、今、自分の目の前で破れ落ちたという感覚をはっきり感じたのでございます。」と描写があり、ここから喜久雄の中で舞台と客席(現実)の堺が無くなってしまって、ずっと舞台に立ったまま、戻って来れなくなったのかな。だから、ラストの喜久雄は舞台から降りて客席を通り抜けて外に出た。喜久雄にとってはそこがどこであれずっと舞台で、幕は上がったままだから。自分の生命の終わりを悟っていて、終わらせたくないから。ずっと舞台に立っていたいから。と思ったけど最後の地の文の解釈が上手くいかないので違うかも。難し〜〜 ちょっと時間たって一旦自分の中で解釈が結べたから書き足してみたけど文章量えぐくなっちゃった。、まだこれの3倍くらいメモにはある。、
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