
みー
@mi_no_novel
2025年7月18日

本なら売るほど 1
児島青
読み終わった
@ TSUTAYA 栃木城内店
華金終わり、三連休に向けて購入。しかし、家まで持って帰ることが叶わず、いつものブックカフェのいつもの席で一気読みしてしまった。ああ、これでは、毎週金曜日にブックカフェの隅で号泣する女になってしまう……。
最近感じていた出版業界などへのモヤモヤが浄化されて、涙となってポロポロ零れた。
ミーハーになるのは嫌だからと言って、話題になっていたにも関わらず天邪鬼になって今日まで読まずにいたのを心から後悔した。
20分で読み終えるほど軽いお話なのに、この密度と与えられる感情の大きさ。値段と釣り合ってないよ。(良い意味)
第1話 本を葬送る(みおくる)
本は、蔵書は、その人の人生だと思った。蔵書印いいな〜私もオリジナル蔵書印欲しい😍
古本屋って、最近は「映え」とかエモさ?とか、そういうので売るところ多いよね。私は、神保町の隅にあるようなこぢんまりとしたところが好きだな。
第2話 コーヒーにこんぺいとう
かつて、某古本屋でアルバイトしていたときのことを思い出した。買取査定楽しかったな🙂↕️本の間からすごく古い栞やメモ、レシートが出てきたりしてたな。
そこで出会った恋人と、今同棲している。恋人がPC弄ってる横で、私は紅茶を飲みながら、本を読んだり作業したりする。そんな普段の光景が、こうも文学的に表現されるなんて。素敵💫
第3話 アヴェ・マリア
高校生の頃の私が出てきた!?と思った!
古本屋の店主って、憧れるよね✨️私も森茉莉さんの本を読みたくなった!(これは、購買意欲を掻き立てる危険な本だな)
「夢から醒めた女の横顔は美しい」。私も美しい横顔だったのかしら……
第4話 201号室入居者あり
「全ての壁を本棚にしたい」……なんて素敵な夢!✨️
私もいつか、そんな部屋に住んでみたい。
三千冊の積読なんて……夢でしかない……本の「装幀」への拘り、コレクションが素敵。
第5話 当世着倒気質
かっこいいおばさま!古本って、時代を超えるのが良いよね。旧版の本を集めたくなってしまう気持ち、分かります?こうして、違う世代の人とも言葉が通じることがあるから、本の世界って素晴らしい。
第6話 さよなら、青木まり子
青木まり子。小田さんの『禍』の、「喰髪」を思い出した。本屋のトイレって、好き😂落ち着く。
これはね、本当に胸糞悪い話だった。よく、洋書を「お洒落に」ビリビリ破ってアンティーク?笑 風にしているインスタグラマーを見かけるけど、そんな感じ。私からしたら、ペーパーバックでも一冊ウン千円もする洋書をどうしてくれる!といつも思ってた。








