
離乳食
@munimuni
2025年7月19日

村上朝日堂はいかにして鍛えられたか
安西水丸,
村上春樹
かつて読んだ
全部のエッセイが好きだけどやっぱり「傷つかなくなることについて」の章はよい。ウチは高卒→引きこもり→人生初のバイトみたいな時、もう心臓がバクバク痛くて泣きそうで、そもそも私なんて人に迷惑しかかけないしウジウジ……って感じだったけど、このエッセイにある
「こんなことで自分は、これからの人生を乗り越えていけるのだろうかと悩んでおられるかもしれない。でも大丈夫、それほどなやむことはない。歳をとれば、人間というものは一般的に、そんなにずたずたとは傷つかないようになるものなのだ。」
って言葉を支えにバイト始めたよ、ぶっちゃけ本当か春樹〜😭嘘だったら死ぬから〜😭とか思ってたけど、もうそのバイト先に勤めて5年になる。春樹の言ってたこと、当たってた。今でも傷つくことはある。でも、ほんと、「ずたずた」とは傷つかない。信じてよかった〜!
あと「体罰について」と「テネシー・ウィリアムズはいかにして見捨てられたか」も好き、いやもちろん全部好きなのだけど



