maru "おいしいごはんが食べられます..." 2025年7月19日

maru
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@hon7177
2025年7月19日
おいしいごはんが食べられますように
読了後まず「さいあく…」が口から出てしまった。 こういう職場、人、関係、全然現実にあるだろうなぁ。 食べ物を残したり捨てたりする行為は、するのも見るのも苦手なので、その点には少し嫌悪感があった。そこを除けば、勝つのは守られ愛される弱い人と感じてしまうところであったり、【ちゃんとしたもの】を押し付けられることや周りに同化したリアクションへのウザさとか、わかる部分が多くて嫌な気持ちだった。 自分はどちらかと言えば作中で言うところの“強い”側かもしれない。芦川さんのような人の代わりに仕事をすること、不調をそこまで押し出せないことはしょっちゅうあるし、ちょっといじわるしようとする気持ちにすら共感で、本当に最悪の気持ちだった。 視点が限られてるからこそ、芦川さんへ寄り添えなくて、ただただ押尾さんへの共感だった。二谷さんこの先そのままで大丈夫??になる最後だったけど、結局選ばれるのはそっちなのかもな。 それぞれの絶妙な性格の悪さ、えぐみがリアルですごかった。こんなに最悪な気持ちになる共感あるんや…って思った
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