
菜穂
@mblaq_0825
2025年7月12日

幸村を討て
今村翔吾
読み終わった
本のある暮らし
積読家
読友さんにいただき、話題作ながら長く積読していた一冊。
真田家を中心に、父・昌幸、兄・信之、弟・信繁(幸村)と「幸村を討て」と言い放った武将たちの物語が描かれます。
時代小説は苦手意識がありましたが、史実を知らずとも物語に引き込まれ、特に毛利勝永の章には嗚咽。史実の解釈を問いかけるような構成も印象的でした。
歴史がわからなくても、物語として存分に楽しめることに気づかされた一冊。これを機に積読の時代小説も手に取ってみようと思います。





