
ひろき
@bayleaf
2025年8月13日

ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと
アンジェラ・チェン,
羽生有希
読んでる
借りてきた
1,2章
・性的惹かれを経験しない人(アセクシャル)≠セックスが嫌いな人
・性的惹かれと性行動、(性欲動と同義?)は同じとではない
・セクシュアリティと性的惹かれについて十分綿密に考える人が少ないという事実のまずさ(エースの範囲は広い)
具体例:エースの編集者であるサラが、マスターバージョンするのは「シモのところのチリチリ」を感じる時だが、ある人や行為を見ることで、自身の身体に物理的な変化が掻き立てられたり、自分の心中に欲望がかき立てられたりといった事はわからないことだった(p.52)
・性欲動の強いエースもいれば、性欲動の少ないストレートもいるわけやな
・セクシュアリティは人々が自身を性的に表現する方法というのが曖昧な説明らしい。性的指向よりももっといろんなもの(性自認、性的行動、性的欲求、価値観、関係性等?)を含む。
・『ネイキッド・アトラクション』おもしろそう。確かに性器のみをあらゆる文脈から切り離して見ても興奮はしなさそうである
・これら3つ(美的惹かれと恋愛的惹かれと性的惹かれ)の主な惹かれのタイプに加え、エースはまた接触の惹かれ、もしくは感情的惹かれ、感情的および知的惹かれなどについても議論している。←このように欲望が細分化される感じが自分にも引きつけて考えられて読んでて楽しい
4章
セックスは常に政治的。フェミニストにもセックスポジティブとセックスネガティブがあるが、どちらも家父長制や抑圧からの解放を求める態度としては同じ
特権サークルの話も面白い。プログレッシブが偉いわけでもバニラが劣ってるわけでもない。3章ででてきた強制的異性愛による刷り込みの関係も
しかしこの章をまとめるのは難しい…