ちょこれーと* "汝、星のごとく" 2025年7月20日

汝、星のごとく
久しぶりに貪るように読み進めてしまった。 誰に何と言われようとも自分の人生を全うする。そんなことは言われなくても分かっている。分かってはいても現実は残酷で、結局は経済力とか世間の目とか血の繋がりとかいうものが横たわって前に進むのが困難なときもある。自分ひとりでは社会で生きていくことが非常に難しい。結局人と人とは支え合って生きていくもの。 そのたくさん枝分かれした選択肢の中から何を取捨選択していくのか。それを決めて歩いて行くのは他でもない自分だ。自分で決めてここまでも歩いてきはずだ。分かっていても道を選ぶ前にどうしようもなく戻りたくなってしまうときがある。そんなときの道標になってくれるような、そんな言葉が散りばめられた物語だった。
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