
なかやま
@asheepinthewell
2025年7月20日

#東京アパート
吉田篤弘
読み終わった
21もの話が収められているのに、すべてバラバラの話(私が読み間違えていなければ)、意外でした。あれ、この人違う話にも出てきたような...?ということがあるかと。でもバラバラだからこそ、同じ「東京のアパート」をテーマにした小説でも、大都会の孤独や寂しさや自由が強く感じられるのかも。親から受け継いだアパートに住む70歳に近い姉妹が、あの世のアパート=お墓の見学ツアーに出かける(そこでの若夫婦との交流がいい)「あの海が見えたとき」が一番好き。


