たかむら "となりの陰謀論" 2025年7月21日

となりの陰謀論
先週あたりから読み始め、今日読み終わりました。参院選の動きもあり、陰謀論について考えさせられる1冊となりました。 「剥奪感」から「諸悪の根源」を見つけ、仮想敵を作りパラレルワールドができあがる…と考えると、パラレルワールドにいる人を単に否定するわけにはいかない、その世界の中の論理では完結するわけだから説得するのも難しいという現実の中でどう対応するかモヤモヤが残ります。でも、そのモヤモヤと地道に向き合っていくことの大切さを痛感します。 自分の関わる教育分野に照らして考えると、「結果に対し原因を考える」ということは探究学習などでもよく行われる手法だし、相関関係と因果関係の話もよくするのですが、そもそも「世界はそんなにシンプルなものではない」ということをしっかり伝えることが大事なのだなと改めて思いました。
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