

たかむら
@ryotakamura0427
数学教師やってます。最近色々な本を読むようになったので記録を始めます。
- 2026年1月9日
- 2026年1月5日
- 2025年12月18日
スマートな悪 技術と暴力について戸谷洋志読み終わった『CODEX 現代文精選問題集』の出典となっていたので、全文読んでみたいと思い手に取りました。 戸谷洋志さんのことは『SNSの哲学』で初めて知り、『生きることは頼ること』なども読みましたが、哲学の難しい概念を具体例や連関をもとに丁寧に紐解くスタイルに心地良さを感じます。 『スマートな悪』では、Society5.0の掲げる「超スマート社会」の理念を起点とし、ロジスティック、用象、歯車、システムの閉鎖性、アイヒマン、満員電車…と様々な観点と事例を行き来しながら、理想とされる技術の提言に(そしてあるアーティストの話までに)行き着くその流れに今回も凄さを感じるとともに、ガジェットとしての自己を保ちたいなと感じました。 - 2025年12月10日
- 2025年12月8日
日本の就活常見陽平読み終わった新卒一括採用は本当に問題なのか、という問いかけからスタートし、就職に関する歴史、大学のあり方、今後の就活に対するビジョンなど、幅広い視点で就活について視野を広げてくれる1冊。特に大学と就活の関係については、大学のあり方について考えさせられるとともに、中高のキャリア教育のあり方やカリキュラム、そしてそれを通した生徒との関わりについても自分なりに考えていかなければいけないと感じました。 - 2025年12月1日
集団浅慮古賀史健読み終わったフジテレビ問題の第三者委員会調査報告書を、「集団浅慮」というキーワードをもとに、フジテレビに限らず一般企業でも起こりうり形で分析していった、まさに「ビジネス書」だと感じます。ハラスメント、多様性、クリティカルマス、人権…と幅広い視点につながっていく語り口が素晴らしく、一気に読んでしまいました。 浜田敬子さんの『男性中心企業の終焉』 を読み終えた直後だったこともあり、相乗効果で様々な視点が見えてきました。まずは自分が相手を「尊重」できているかから考えてみます。 追記:あとがきに書いてあった「同質性の高い日本社会」って言葉、いまのメディアを含む状況を見ていると、いろいろ考えさせられます… - 2025年11月30日
男性中心企業の終焉浜田敬子読み終わった企業における女性の働き方について、多くの取材と経験から論じており、非常に明確でまとまった論が展開されています。この問題についての前提を共有するためには必読の1冊だと感じます。私もどちらかといえば管理職に近い立場なので、職場環境をどうするか改めて考える必要があるなと感じます。 (リーダーが女性だから改革が進むというわけではないという部分、社会や政治分野と照らし合わせると、今だからこそ考えさせられるものがありますね…) - 2025年11月21日
- 2025年11月15日
確率は悩ましい原啓介読み終わった数学の分野において確率分野は日常に近いイメージがあるが、確率で考えられると思えないものもある種のモデル化をすれば考えられそうだ、でも確率の概念って突き詰めると難しいし深い広がりがあるよね、って考えさせられました。 - 2025年11月12日
- 2025年11月12日
暗闇のなかの希望 増補改訂版レベッカ・ソルニット,井上利男,東辻賢治郎読み終わったBlueskyで紹介されていたので読んでみました。希望とは何かを考えさせられるとともに、絶望しないことの大切さ、絶望させようとする存在に気づくことの大切さを感じました。これまで起こってきた紛争や活動について、知らなかった視点を得た気がします。小川公代さんの解説も非常に良かったです。いまの状況だからこそ読みたい1冊。 - 2025年10月31日
アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?カトリーン・キラス=マルサル,高橋璃子読み終わった原著は2012年、この翻訳本は2021年に刊行されたものですが、いまだからこそ読んでおきたい本かと思います。経済学において「見えないもの」とされてきたものに目を向けることは、「経済を回す」という単純な言葉に隠されたものに気づくきっかけになると思うし、ワーク・ライフ・バランスを捨てたとき「見えないものとされた存在に対して起こること」が理解されない(理解しようとしない)現状について考えさせられます。 - 2025年10月25日
- 2025年10月22日
- 2025年10月15日
立ち読みの歴史小林昌樹読み終わった「立ち読み』を足掛かりに、本、書店、読書、流通など様々なことに広がりを見せていく様子が非常に面白かったです。こういう切り口から調べていくのかと知ることができる点で、『調べる技術』の実践とも見ることができて興味深いです。 - 2025年10月10日
カラー版 本ができるまで 増補版岩波書店編集部読み終わった本の歴史を読みながら、やっぱり活版印刷って素晴らしい発明だなっていうのと、伝えることの大切さとを改めて感じます。Macintoshの話とか懐かしいなと思いながらも、技術革新に対する心構えなどもについても何か感じるところがありました。 - 2025年10月7日
- 2025年10月5日
はじめての哲学的思考苫野一徳読み終わった哲学的思考について考えるきっかけとして読みました。「一般化のワナ」「問い方のマジック」は本当に大切な観点ですよね。哲学的思考はシンプルであるべきゆえ、最初の問いの大切さを大事にする必要があるなと本当感じます。 - 2025年7月25日
ユニヴァースのこども中井敦子,森岡素直読み終わったこの本の中の対話自体が言葉を大切にしているゆえ、単純にトランスジェンダーの本ですと言えないくらい、「あいだ」について考えさせられた1冊です。 あっちゃんともっちゃんと満生ちゃん、そして周囲の人たちの素敵な雰囲気を感じつつも、その中の迷いや葛藤にも触れながら、サブタイトルの「性と生のあいだ」について感じることができた気がします。 その中で、4章の素直さんの2007年の講演が心に刺さりました。18年前からどれだけ社会が変わっただろうか…と改めて感じます。 - 2025年7月21日
となりの陰謀論烏谷昌幸読み終わった先週あたりから読み始め、今日読み終わりました。参院選の動きもあり、陰謀論について考えさせられる1冊となりました。 「剥奪感」から「諸悪の根源」を見つけ、仮想敵を作りパラレルワールドができあがる…と考えると、パラレルワールドにいる人を単に否定するわけにはいかない、その世界の中の論理では完結するわけだから説得するのも難しいという現実の中でどう対応するかモヤモヤが残ります。でも、そのモヤモヤと地道に向き合っていくことの大切さを痛感します。 自分の関わる教育分野に照らして考えると、「結果に対し原因を考える」ということは探究学習などでもよく行われる手法だし、相関関係と因果関係の話もよくするのですが、そもそも「世界はそんなにシンプルなものではない」ということをしっかり伝えることが大事なのだなと改めて思いました。
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