ゆらゆら
@yuurayurari
2025年7月22日

舌の上の階級闘争 「イギリス」を料理する
コモナーズ・キッチン
読み終わった
最初のベイクド・ビーンズの章で、“他者への想像力を持て”というスタンスを明確にしてて、完全に心を掴まれた。そしてジャファケーキ(オレンジとイスラエル、パレスチナ)の章はじめ、「イギリス」の食や料理というものが、大英帝国とその植民地政策によって如何に作られてきたかを歴史や映画や漫画作品を交えて紹介してくれてて、ほんとに面白かった。キュウリが富の象徴というのも意外ながら納得したり、ジェリードイール(うなぎのゼリー寄せ)が食べたくなったり。あと、「父の祈りを」や「ビギナーズ」など紹介されてる映画も観てみたくなった。
