ねむきち "なぜ働いていると本が読めなく..." 2025年7月22日

ねむきち
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@ss0412
2025年7月22日
なぜ働いていると本が読めなくなるのか
一年前に購入し、著者のSNSも楽しみに見ていたりするのに、本日読了……!買ったからいつでも読めるぞーとちまちま読みすぎた😂 読書と労働の歴史(昔から長時間労働だし、読書から役立つ知識を求めがちだし、今とそう変わらん!)から、若者へのキャリア教育の在り方、現代の仕事観(仕事=自己実現)、自分以外の文脈(他者→仕事のノイズになり得るもの必要性)、燃え尽き症候群の功罪…… 後半の内容は働く現代人の誰もが共感できるようなものなのだと思う。とても読みやすく、面白かった!!三宅さんのご著書は他にも拝読しているけど、どれも読みやすくて面白い。 自分の内側の「できる!もっとやれる!」の声が自分を長時間労働へ、全身全霊な働き方へと駆り立てる……という話の部分は、難しいなと思った。内容が難しいんじゃなくて、これって学生時代から大人たちによってかけられた声で形成される考え方で、大人になってからこの価値観を変えるのは少し難しそう(自分を信じて駆り立てないと前に進めない時もある)。あと、私が自分の子どもに、この声をかけないで育てられるのだろうかとも。 全ての場所で頑張らなくてもいい。ここが頑張り時!という場合には、しっかり気合いを入れるのもよい。(三宅さんも、人生にはそういうタイミングがあるとここは肯定されている) 私たちがバランス感覚を持ちながら若者と接していかんといけんのんよなぁと思ってはいるけど、自分自身がすぐ頑張りたいに舵を切ってしまう。そこに区切りがつけられるようにならないと。今の自分の働き方の課題でもある。実行していくのが難しい。
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