
ゆい奈
@tu1_book
2025年7月22日

竹取物語
森見登美彦
読み終わった
もうそれはそれはきちんと竹取物語そのものなのだけど、そこに森見さんのエッセンス(ユーモア)がくわえられ、それが新鮮でとてもおもしろく読んだ。
森見さんが5人の求婚者たちのことを言及されており、4人目の男、大納言大伴御行について、「お金持ちで、自分を大した奴だと思っていて、部下のことをまったく考えない人です。読んでいて僕はこの人についていけないなと思っていたので、この人が嵐に遭って泣くところは楽しかったです」と述べられているのがすこぶる気持ちよくてニコニコした。好きです。









