
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年7月22日

嫉妬論
山本圭
読んでる
『たとえコミュニズムが人々の経済状況や暮らし向きを均すことに成功したとしても、嫉妬はまた別の差異へと憑依する。そしてそれは以前よりはるかに陰鬱で、危ういものになるかもしれないということなのだ。』
抑え込めば抑え込むほど反動が大きくなるということか。しかもはるかに陰鬱で危ういものになる可能性があるという。嫉妬とはどこまでも厄介な感情だなと思った。
ただ、次章にて、
『嫉妬の両義性を示すことで、この感情との付き合い方の常識を根本から揺さぶることを目指したい。』
とのことなので、どんなことが提示されるのかわくわくしている。
