
久保みのり|書店よむにわ
@kubomisan
2025年7月23日

悲しみの秘義
若松英輔
読んでる
「愛するとは、それが何であるかを断定しないまま、しかし、そこに語りえない意味を感じ続ける営みだとはいえないだろうか。誰かを愛し続けているとき、私たちはその人と生きることの、尽きることない意味を日々、発見しているのではないか。」(p.038-039)
どうして夫と一緒にいるのだろう、いたいのだろう。そんなことをフラフラ考える日々に光をくれることば。なんらかの意味を感じている、だがその意味は固定されることはなく、これからも更新され続ける。なんてワクワクするのだろう。悲しく、寂しく、腹が立つ、そんな側面もある結婚生活・人生だが、発見がある。嬉しい。



