
午睡
@gosui__zzz
2025年7月20日

百年と一日
柴崎友香
読み終わった
今そこにあろうとなかろうと、もう誰も知る者が居ないとしても、過去に営まれていた生活は確かに存在していたし、脈々と受け継がれるもの、そこで終わってしまうもの、突発的に再び生まれるものすべてと「時間」は共にあるんだな〜〜思いつつ。この世で行われてきた営みのうちの大多数は誰の目にも留まらなかったりするものだなと実感しつつ。
個人的に猫が出てくるお話が大好きでした!!!
柴崎さんが「小説は刹那的なものを何行にもわたって書けるし、長い月日のことを一文で著すこともできる(ニュアンスです)」とおっしゃってたことが印象的。
この作品は寝る前にひとつずつ読むのもとっておきの楽しみ方かもしれません。




