
タレ
@miki_nike
2025年3月24日

spring
恩田陸
読み終わった
@ 草枕
例えば井上雄彦先生のように画力と愛がある人が「バスケ」を描いてバスケファンを歓喜させるように、筆力のある人が自分の好きな題材を描き切ってくれたらどんなにうれしいだろうと思っていました。恩田陸先生が「バレエ」を描く、そして取材元にクレジットされた錚々たる面子!期待しかなかったのですが……。
主人公の春が最初からただの天才なので、葛藤や成長がない。『蜜蜂と遠雷』にあったような関係性やドラマもない。斬新な舞台とその成功がただただくり返される。バレエファンとしては演目やダンサーをイメージするのは楽しいのだけれど、それにしては春が所属するカンパニーの設定や人材の起用法があいまいで、やはり乗り切れなかった。
あと、恩田陸先生、ほんと『ガラスの仮面』好きすぎるなw 一万の春を持つ男ww