
あるる
@aru_booklog
2025年7月23日

ガラスと雪のように言葉が溶ける-在日韓国人三世とルーマニア人の往復書簡
イリナ・グリゴレ,
尹雄大
読み終わった
往復書簡というフォーマットが好きです。個人的なやりとりをこっそり覗き見している気分になる。プライベート度合いが上がるからこそ合わない本も結構あるので、最初のやり取りを見ていけそうだったら買うことが多いです。尹さんの言葉と語り口が優しくて、こうやって優しく生き続けることの難しさも同時に感じました。イリナさんは他のエッセイも読もうかと思っていたんだけど、今の自分とはチューニングが合わない予感がしています。また5年後とかに読んでみようかな。アイデンティティと言語、移住と定住など思索のきっかけになりそうなやり取りが多かったです。


