
あおい
@booklover_aoi
2025年7月24日

いつも旅のなか (角川文庫)
角田光代
読み終わった
Kindle Unlimited
@ 自宅
2025.7.24読了。
旅も好きだしエッセイも好きなので読んでみた本。
「その町に流れる時間軸に、すっと入りこめるときがある。どんな町でもだいたい、滞在三日か四日目でそういうときがやってくる。そこでくりかえしおこなわれている日常が、肌で理解でき、自分がそこにくみこまれているのだと理解する瞬間。」
この文章を読んだ時に、京都旅行に行った時を思い出しました。
真冬でオフシーズン。
雪が降るかもしれないという予報が出てたくらい気温が下がっていて、観光客もまばらでした。
連泊でホテルを取って、毎日歩きか公共交通機関で移動。
同じところから出発して帰ってくるようになると、その街の空気に自分が馴染んできた感覚になったことを思い出しました。
旅は本当に一期一会で、同じところに行っても毎回違う発見があります。
旅は楽しくて面白いものだということを思い出させてくれた本でした。






