
ゆい奈
@tu1_book
2025年7月25日

め生える
高瀬隼子
読み終わった
大人になれば皆がハゲるという世界。基準から外れるということの恐怖。みんなと一緒であることの安堵から無意識にくりだされる言葉によって、誰かを傷つけたことが、たぶん自分にもある。そして私も傷ついたこともある。一緒がいいって、どうしてそんな思考に染まってしまったんだろう。もう、思い出せない。
p95「みんな、自分を傷つけた者とどうやって折り合いをつけているのだろうか。傷はどのように乗り越えるものなのか。許すも許さないも、どちらにしても選択するのは自分だということも、しんどい。」








