あおいなつ "いまさら翼といわれても(6)" 2025年7月26日

いまさら翼といわれても(6)
ふと思い出して再読。 あとがきの「いつかは描かないといけなかった話(意訳)」が全編通して繋がっていて、古典部員たちが少しずつ前に進む話になっている。 青春というのは残酷なほどに進むのが早くて、それはもれなく主要人物みんなに降りかかっていて、それを描く米澤先生の本が好きなんだろうなと改めて感じた。 摩耶花の話は普通に好き。ここからバクマン始まってくれ。 他の作品も好き。アニメで見たかったよ。 刊行直後に読んだ当時は大学生で、ただただ表題作のインパクトとやるせなさにため息をついた記憶がある。覚悟を持って進路を諦めていた子にこれは残酷すぎるだろって思って。 いま他の古典部シリーズを読んだらまた以前とは違う感想になるのかも。
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