
らこりさ
@rakorisa
2025年7月25日

読み終わった
ケアの視点による物語分析で、『フランケンシュタイン』を中心に、さまざまな作品を、戦争、親ガチャ、マンスプレイニング、レイシズム、インターセクショナリティ、愛、エコロジーなどのテーマから論じている。『虎に翼』や『バービー』、『哀れなるものたち』など、観たことのある作品もいくつか取り上げられており、新しい見方に出会うことができた。
『哀れなるものたち』を観た際に、この作品が『フランケンシュタイン』の作者であるメアリー・シェリーとその母メアリー・ウルストンクラフト、父のウィリアム・ゴードンを意識した内容になっていると知った。それから『フランケンシュタイン』をいつか読んでみようと思いつつそのままになっていたが、この本を読んだことでさまざまな視点から物語を捉えられるかもしれない。近いうちに挑戦してみたい。
世間に流布している大きな物語だけでなく、埋もれがちな小さな物語に目を向けることの大切さを知れた。
また、周りの人や自分自身へのケアも、自分をケアしてくれている人のことも、もっと大切にしていきたいと思った。

