
ぼう
@book_25
2025年7月30日

一撃のお姫さま
島本理生
読み終わった
👸停止する春
どうか、労わってほしい。
人はきっと思っているよりも脆いから。
これまで特に思い詰めていなくても、積もり積もってガタが来てしまう。
そんなときに、すぐに戻そうとするのではなくて、ゆっくりと立ち上がる強さと余裕ができるまで休んでほしい。
そんなふうに思ったし、読んでいて切なくなってしまいました。
👸一撃のお姫さま
どこか欠けてて、埋め合わせるための何かを求めて生きている。
人が誰もどこかに抱いている欠落や欲求を詰め込んだ華やかな世界がホストクラブなんだなぁと感じました。
このお話を読んだあとは、なんだかスッキリして、歌舞伎町のギラギラとした夜というよりかは、まだ夜が残っているような朝焼けの爽やかさや切なさが頭によぎりました。


