じょなさん "うたうおばけ" 2025年7月27日

うたうおばけ
うたうおばけ
くどうれいん
久しぶりに、ひといきに読み終えてしまった。 「友達」という言葉が苦手、という話から始まる、著者と「ともだち」の日々、名人やタクシードライバー、駅のホームの男女、そして『日記の練習』で夫となる「恋人」との日々は、なんて、なんて良い人生なんだろうと、うずうずと穏やかでちょっとくすぐったいような、興奮を味わわせてくれた。 すごい。こんな、こんなに愉快で人間臭くて愛らしい人生が、実在するんだ、と、感動している。すごいなあ、と心の底から思っている読後直後の今。本当に、よいひとだなあ。 無性に、自分の友に会いたい気分である。
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