
Ryota
@ausryota
2025年7月28日

世界の手触り
佐藤知久ほか
じゅうぶん読んだ
鷲田の対談のところだけ読んだ。
1現象学っておもしろい
自分を外した、客観的な目線、上空飛翔的な目線じゃなしに、内側から探していこうとする。ぐらぐらと地盤が揺れながら、でも「このわたし」が見たり、聞いたり、感じたりしているところを頼りに探そうとする。現象学っておもしろい。
2生成
たまたまの下地の黄色から、色を塗り、筆を走らせ、絵の具をのせて、絵を生成する。人間も偶然から始まるんだけど、生成は理解可能だったりする。
3ことばのきめ
テクストとしてのことばとテクスチャーとしてのことはがある。そうだな、と思った。聞かなくても伝わる、聞くとほっとする、聞いてもらえてる感じがしない、など。俺もテクスチャーを聞けるようになりたい。
4臨床哲学
鷲田は生活の場に赴くことを臨床として重視した。果たしてそうだろうか。外部の人間じゃなく、ともに生きる仲間として関わる方がよほど重要じゃないかと思う。インタビュアーで哲学ができるとは思えない。
