ちょこれーと* "「遅読」のすすめ" 2025年7月28日

「遅読」のすすめ
『情報が自分の外側を流れる渦だとすれば、読書は自分の内側に注ぎ込む清流です。』 『欲しい情報は、探せば探すほど次々に流れては消え、終わりが見えません。そうやって情報の海を漂っているうちに、時間はどんどん過ぎて、一日が終わっていく。』 以前「SNSを見続けて時間を溶かした」という表現を見かけた。溶かす…本当にその通りだと思って、なんて上手い表現なんだ!と驚いたのと同時に恐ろしくなった。結局のところ、思考停止したままどんどん新しい情報に触れたところで、自分は何かを得ることなんてできていない。自分の意見と錯覚してしまうほどの膨大な量のものを、吸収もできずにどんどん塗りつけているだけ。 『人格に影響を与えるものは、自分の外を流れる情報ではなく、自ら向き合い、蓄積して身につけた知識や教養なのです。』 『世界では、何を引用するかがその人の教養レベルを表すと認識されています。』 『本は、「心の糧」、心の食料なのです。』 心にも栄養を。たぶんずっと無視されてきた心は飢餓状態だから、たくさんたくさん与えてあげないと。
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