益田 "NHK「100分de名著」ブ..." 2025年7月28日

益田
益田
@msd
2025年7月28日
NHK「100分de名著」ブックス オルテガ 大衆の反逆
メモ 自由主義は寛大な制度・他者を受け入れる寛容な精神そのもの →多数派が力を持っていても多数派と同様の考え方や感じ方を持たない人の権利を擁護する余地が必要 ・違いを認め合いながら共生することは困難(手間も時間もかかる) だから手続きや規範が存在する 「敵とともに生きる!反対者とともに統治する!」 ・また、誤った自由主義の観念を乗越えていく必要がある(何でもかんでも自由を認めるなど) →自由主義の本質は過去の経験知の中にある!正当性のないものは拒否しなくてはならない ・自由は歴史的に構築された秩序や規範、基礎的なマナー(慣習)で担保されているとオルテガは考えている。 ・大衆は伝統や慣習を破壊するのが自由の近道だと考え、多数派だからという"正しさ"だけに依拠して社会を支配しようとしている状態を「超民主主義」といった。→「オルテガの考えでは、人間というのは誤りやすい、有限な存在なので、特定の誰かが「正しさ」を所有することなどできるはずがありません。だからこそ、考えの異なる者同士が議論し合意形成をしていくことが重要になる」(p73) →大衆は言葉ではなく暴力を最初の行動として使用する 「議論の軽視」が進んでいる
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