
腹の名前
@otowa
2025年7月29日

方舟
夕木春央
読み終わった
@ 自宅
読み始めからすごく息苦しくなり、その感覚を持たせたままラストまで読者を追い詰める
↓以下ネタバレ↓
主人公が翻弄されるだけ
探偵役が手腕をふるうのに、結果してやられる
(犯人探しをしたってだけ)
犯人がテキパキし過ぎてお見事としか言いようがない
絶望小説でした
ただ割に、動機がイマイチかなーと。
数日分の猶予はあるって分かった段階で、男性2人がダイビングして脱出し助けを呼びに戻る方法が最善だろうと私は思うけど……
懸念するほど我先にダイビンググッズを求めてデスゲーム始まるかな?
他人から疑われず最後の1人になるためにわざわざ殺人繰り返すか?
それなら抜け駆けして夜中や早朝に1人で出ていく事も出来たはずでは。
そうはせず夫を陥れ自由になる目論見の方が勝つほど、憎んでいたのかなー。
扉が塞がれる→岩を退けても地上に出れない→ダイビングするしかない→カメラを入れ替え→殺人をして生贄になる→ダイビング権を獲得!
(ついで夫とも別れられる)
というのを瞬時に考えたうえで即実行!
となるかな?
元々サイコパスなケがあったとか?
まあそういうことをどうのこうの言う小説では無いです。
ラストの衝撃を楽しむやつです。