
腹の名前
@otowa
10代からの地層も含まれる積読の山📚
『文學ト云フ事』
『The books』
『The books green』
『12歳からの読書案内』
『えほん思考』
の中から大体読む本を選びます。
よろしくね。
- 2025年6月29日野菊の墓改版伊藤左千夫読み終わった@ 図書館淡い初恋を貫き通した強さと儚さ 穏やかで美しい自然描写 切なくて苦しい会話のやりとり 互いに不器用で誠実 家庭の事情、周囲からの視線をマトモに受けて戸惑う青少年の揺れ動く心が美しかった。
- 2025年6月29日動物農場ジョージ・オーウェル,開高健読み終わった革命が成功したのも束の間、新たな独裁者の誕生、そして…… というまるで人間世界の何処かの国を下敷きにしたような支配の流れを農場を舞台に様々な動物たちが繰り広げる。 豚たちが最初から、やらかすムード満々で 〝ミルクはいつの間にか無くなっていた〟 〝子犬たちはナポレオンに取り上げられた〟 辺りから嫌ーな暗雲がモクモクと立ち込める。 そして読者が応援したいキャラクターがどんどん不幸な目にあっていく(むしろ自分から飛び込んでいく/更には不幸であることにすら気付かない)ので普通にショックを受けます。
- 2025年6月26日ポピーのためにできることジャニス・ハレット,山田蘭読み終わった@ 自宅英国の田舎町、教会で上演される劇団という閉ざされた、ある種時代遅れの環境の中で 飛び交うメールと資料のみを読み込んで、事件や人間関係を整理していく司法実務修習生の2人がSNSでやりとりをする ──のを読み込んで、読者も何が起こっているのかを考える。 という一風変わった小説。 本来なら第三者には秘められているはずのメールを盗み見ている感覚、そこから問題を解明していく楽しさはゲーム的な要素もあって楽しめた。 ただ、やっぱりそれだけでは無理があるのか 後半の説明文だらけの〝解説編〟みたいな部分は残念でした。
- 2025年6月21日
- 2025年5月29日アリアドネの声井上真偽読み終わった@ 自宅家に篭って1日で読み終わりました。 展開早め、臨場感アリ 地震によって機能しなくなった巨大都市に閉じ込められた人物をドローン技術によって遠隔操作で救い出すストーリー 映画化するかもしれないけど、映像にすると最重要箇所の面白味は無くなるからなー
- 2025年5月24日鋼鉄紅女シーラン・ジェイ・ジャオ,中原尚哉読み終わった主人公 則天の強さと思い切りの良さに驚きつつ、女子の怯えもしっかり描かれているところが女性の描き方として素敵でした。 続編がある!ということを知って読んだのはちょっと余計だったかな…… 全編通してアニメっぽくてロマンティックでした。
- 2025年5月19日蒲団田山花袋読み終わった@ 自宅
- 2025年5月18日鋼鉄紅女シーラン・ジェイ・ジャオ,中原尚哉読み始めた@ 電車滅茶苦茶面白い中華SF小説、というレヴューを信頼するブログで見て読んでみたけど まさか巨大変形ロボットモノだとは! ほぼ初めてに近いジャンルの作品なので楽しみです。
- 2025年5月14日読み終わった生臭さと浪漫と人情、欧風の味わい。 ※以下ネタバレ↓ この作品の吸血鬼には1日1ガロンの血液を摂取しなければいけない、というオリジナル(?)規制がかかっていて、そこまでして生き延びようとするのは人道的にタブーなものであるということをしっかり当事者が自覚している、生きづらく物悲しく残酷な後天的吸血鬼故のジレンマが描かれている それが、主人公の苦肉の策の人喰い・レストランで提供されるメニューと通じているのが面白かった。 登場人物が肝心なことを隠したり、寡黙だったり口にする必要はないと黙り込む故にだいぶ翻弄されるけど、その点がこの小説独特の味なんだろうなーと思って任せることにすると、こちらも黙って楽しめた。 最後に希望があるところは良かったけど、〇〇して欲しかったなーと個人的には思う。
- 2025年5月1日
- 2025年4月19日蓼喰う虫谷崎潤一郎読み終わったお久の設定がとにかく魅力的に感じた。 弘くんのよい子の描写も巧みで、登場人物全員が個性的 皆それぞれを掘り下げて欲しいくらい、とにかく人々の個性に惹きつけられる作品だった。
- 2025年4月14日
- 2025年4月6日
- 2025年4月5日
- 2025年4月4日
- 2025年3月26日
- 2025年3月26日
- 2025年3月25日
- 2025年3月25日
- 2025年3月23日人間失格太宰治読み終わった@ 自宅『文學ト云フ事』より。 ひとを虜にする作品 こりゃ 「まるで主人公は自分だ……!」と思ってしまう・思いたいという人間がゾロゾロ現れるのも頷けるわ、という点で『The Catcher in the Rye』を思い出しました。
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