
+oRu
@tn02
2025年7月30日

パワハラ上司を科学する
津野香奈美
読み終わった
周囲の人のネガティブな声、表情、態度を気にせず(理解できず)、支配しようとする人が苦手だ。
本のタイトルにある「パワハラ上司」にどう向き合えばいいか気になり、手に取った本。
パワハラの3要件。
「本人が心身共に健康で働ける範囲の仕事」を与える。
「加害者」とされる人は、誰かを傷つけたり、職場環境を悪化させていることに気づいていない。
人は優越性を得ると横柄になる。
有害な男らしさの影響
パワハラ行為者の邪悪な性格特性(ダークトライアド)
①サイコパシー(精神病質)
②マキャベリアニズム
③ナルシズム
→共通点は、他者への感情移入の欠如、他者を平気で利用するすること。「冷淡さ」「罪悪感のなさ」、「自己中心性」「相手によって見せる顔が違う」
ダークトライアドの特性を持つ人の行動変容は容易でない。組織は、この人を評価しないことが大切。(自ら気づいてくれるは幻想)
①破壊的リーダーシップ
②脱線型リーダーシップ
③専制型リーダーシップ
④放任型リーダーシップ
個人的パワハラの発生要因
①自尊心が不安定に高い
②感情知能の低さ
③自分の言動が他者にどのように影響するか認識できていない。
④他者に対する期待水準が高い。
パワハラしやすい時
①パワーを得た時
②ストレスが高い時
「部下と自分は対等な同僚」「部下の抱える困難に耳を傾ける。」「安定した自尊心を持つ→運動・筋トレ」「感情知能を高める→アンガーログ」「自分の信念や価値観は、自分の中だけで大切にする。」
相手ができないときは、3パターン
①やり方を知らない
②苦手
③何か事情がある。
個別配慮型リーダーシップの発揮
①自分の仕事観、仕事へのモチベーション、今後の展望を開示する。
②部下が過去に経験したことや考えていたことを聞く。
③部下の現在〜未来のことを聞く
④単なる集団の一員でなく、個人として接する。
ダメ出しの鉄則:3プラス3
①周りに人がいない状態で行う。
②ほめられる点・できている点を先に伝える
③人格否定せずに、何をどうして欲しいのか伝える。
