
ブックねこ
@book-neco27
2025年7月31日

読み終わった
借りてきた
突然に付与されたポイントへ、感情がどう動いたのかを書いた「これほど恋らしい2000円」。私も同じく、降って湧いたようなポイントに脳みそを占拠されて過ごす時がある。
「卵を割るのが下手になった」も、暮らす中で私がぼんやり思ってたことはまさにこれ!と思いながら読む。
職場と違って、家の中は非効率的であろうが注意散漫だろうが、自由なんだなと思うと、踊りだしたくなるくらい嬉しくなる時がある。
著者の思い出話にうなずく部分もあれば、驚かされる場面もあり、読んでいて飽きがこない。重さがなく、すっきりとした読後感。
私の好きなエッセイだった。
