玄米
@genmai
2025年7月31日

春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと
池澤夏樹,
鷲尾和彦
読み終わった
またいつか
美しい書名が印象的でいつか読もうと思っていた。3.11以来著者の頭に浮かぶヴィスワヴァ・シンボルスカという詩人の作品の引用だそうだ。
「眺めとの別れ」
またやって来たからといって
春を恨んだりはしない
例年のように自分の義務を
果たしているからといって
春を責めたりはしない
わかっている わたしがいくら悲しくても
そのせいで緑が萌えるのが止まったりはしないと
…………
