美しい書名が印象的でいつか読もうと思っていた。3.11以来著者の頭に浮かぶヴィスワヴァ・シンボルスカという詩人の作品の引用だそうだ。 「眺めとの別れ」 またやって来たからといって 春を恨んだりはしない 例年のように自分の義務を 果たしているからといって 春を責めたりはしない わかっている　わたしがいくら悲しくても そのせいで緑が萌えるのが止まったりはしないと …………

君たちはどう生きるか辺りからか、池澤夏樹がじわじわ気になっている。 題材も気になる本。

3.11なので。 池澤夏樹さんは小説もエッセイも好きです。信頼度が高い。