
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年8月1日

「遅読」のすすめ
齋藤孝
読んでる
『情報をシャワーのように浴びる本ではなく、読む度に無心になれる本をつくっておく。本によって、心を「ととのえる」わけです。』
『教養とは、人間としての美しい振る舞いや深い思考ができ、周囲の人と共感し連帯できる心の余裕です。』
『知性の足腰が脆弱だと、自分で価値や物事の判断ができず、間違った情報に流されやすくなるし、時間をかけて自分で考えることに我慢できなくなります。つまり本を読むことは、知性を鍛えるための基本的なトレーニングなのです。』
心を洗い思考を育てる。これこそが考えながらじっくり本を読む、遅読の醍醐味。
『読む時間そのものを楽しいものにすることが大切です。』
『人類の知性の集積として残されてきた本を読むということは、自分の知性を耕すことです。読書は人生を豊かにし、思索を深め、世界の広がりを与えてくれます。』
『読書は、急ぐ必要のない旅なのです。』
『本はまさに「人生の旅の伴走者」です。著者と一緒に旅をすることで、自分の人生は確かなものになっていきます。』
読書を旅に喩える点がとても素敵だと思った。私は旅行に行ったら名所を巡る、だけではなくてそれぞれの場所に置かれている説明の看板を見てその時代に想いを馳せたりしながら巡りたい。…とそんな風にじっくり色々見ていたら一緒に行った友人たちがいなくなっていた、なんてことが以前旅行の際に多々あった。
自分のペースで思考の旅に出かけることができる。これが本を読むことのいいところ。他人に合わせることも大事だけど、自分を大事にすることも忘れないようにしたい。






