
白湯
@umorinosayu
2025年8月1日

読み終わった
鉄塔好きの少年が武蔵野線75ー1から鉄塔を遡る冒険に出る話。
この本を読む前と読んだ後で、普段の見慣れた風景もまた違ったものに見えてくる、そんな本だった。「吉野朔実は本が大好き」がきっかけで知った。
読んでいる時に思い出したのは、子供の頃自転車でひたすら川を遡ったこと、見知らぬ町で一人当てもなくあるいたことだ。読み終わって本を閉じた後、携帯も持たなかったあの頃の誰にも話したことのない自分だけの冒険がまざまざと蘇ってきた。
もしこの本を読んでいる時に電車に乗っていたら、本を閉じた時に車窓から外の景色を見てほしい。なんの変哲もない景色が、この本を通して豊かなものに映るはずだ。
