みずかり "増補改訂版 スマホ時代の哲学..." 2025年8月2日

増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険
読み進めるほどに耳が痛いし逃げ道を塞がれるし反論したくなるので、まさに自分のネガティブケイパビリティの無さを感じ続けてワアーーーってなった ただ、「ゾンビ映画で生き延びる人」のように常に警戒して自分の常識を疑うという、長期的には自分のためになる姿勢をコツコツ実践するには、私たちは疲れすぎてる気がする。 この本でも指摘はされていたし他責ではあるけれども、現代社会が過酷すぎる。その場しのぎの娯楽で首の皮一枚を繋いで「社会の一員」の形をなんとか保っている自分や他の人たちを擁護したい気持ちはある。 ノイズを排除したがる私たち、という論点は「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の三宅香帆さんも取り上げていた記憶(本の中でだったかインタビューだったか)
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