文庫のある生活♪ "ベオグラード日誌 増補版" 2025年8月1日

ベオグラード日誌 増補版
山崎佳代子『ベオグラード日誌 増補版』(ちくま文庫)を読んだ。 日記文学。半生を異国で暮らす。言葉が繋ぐ世界と日本、過去と現在。 オスマン帝国による支配、大戦とナチス支配、旧ユーゴ内戦、コソボ紛争とNATOによる空爆、バルカン半島の歴史は傷の歴史だ。 著者と親友らの温かな交流と、セルビアを流れる自然、大きな「川」が良いコントラストとなり、印象に残った。
ベオグラード日誌 増補版
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