

文庫のある生活♪
@bunko_mylife
文庫本を積む男。大学時代は「経済学」を、大学院時代は「学術(主に社会学)」を専攻しました。文庫を中心に書籍・読書レビュー・日記などを投稿していきます。お気軽にお声がけください!!
- 2025年8月27日広島第二県女二年西組関千枝子読み終わった関千枝子『広島第二県女二年西組』(ちくま文庫)を一夏かけて読み終えた。 原爆が奪った級友たちの命。 唯一*生き残った著者の生涯渾身の作品。 「お母さん…」「天皇陛下万歳…」 「…」 こんなにも若く純真な子どもたち、あまりにも若すぎた一生、それぞれの最期に涙が込み上がる。切ないよ。
- 2025年8月18日無言板アート入門楠見清読んでる楠見清『無言板アート入門』(ちくま文庫)。 赤瀬川原平『超芸術トマソン』や読者投稿コーナー『VOW』の系譜にある一冊。 「無言板」というやや退屈なテーマを、よくこれだけ集めて語れたものだ。その着眼点とコツコツさに感服した。 “語らずして語っている” という逆説を楽しもう〜。
- 2025年8月1日ベオグラード日誌 増補版山崎佳代子読み終わった山崎佳代子『ベオグラード日誌 増補版』(ちくま文庫)を読んだ。 日記文学。半生を異国で暮らす。言葉が繋ぐ世界と日本、過去と現在。 オスマン帝国による支配、大戦とナチス支配、旧ユーゴ内戦、コソボ紛争とNATOによる空爆、バルカン半島の歴史は傷の歴史だ。 著者と親友らの温かな交流と、セルビアを流れる自然、大きな「川」が良いコントラストとなり、印象に残った。
- 2025年7月22日
- 2025年6月26日世界は一冊の本長田弘読み終わった長田弘『世界は一冊の本』(ちくま文庫)を読了。 たくさんの人が登場する詩集だ。 本書を読めば、それぞれの人の生活や心情がどんどんと立ち上がってくる。 短くて優しい(易しい)言葉を使いながら、リズム感のある詩が特徴的! 長田弘ワールドを思いっきり堪能してみようか。
- 2025年6月19日
- 2025年6月3日もうすぐ絶滅するという煙草についてちくま文庫編集部読んでる『もうすぐ絶滅するという煙草について』(ちくま文庫) 単行本も持ってますが、 やっぱり欲しくなりました。(⁎ᵕᴗᵕ⁎) 吉岡秀典さん(セプテンバーカウボーイ)のカバーデザインが良いですね。帯まで含めて一つの作品に仕上がっています。 編者: ちくま文庫編集部 #今日買った本・届いた本を紹介する #タバコは吸いません #STOP受動喫煙
- 2025年5月25日
- 2025年5月18日
- 2025年5月13日古代ギリシア哲学講義三嶋輝夫読んでる三嶋輝夫『古代ギリシア哲学講義』(ちくま学芸文庫)を早速読む!! あたたかみのある文体で、古代ギリシア哲学・文学への関心が高まること間違いなしの一冊だ。 #今日買った本・届いた本を紹介する
- 2025年5月6日つむじ風食堂と僕吉田篤弘読み終わった吉田篤弘『つむじ風食堂と僕』(ちくまプリマー新書)を読了。 〈月舟町〉三部作のスピンオフ作品。 世の中にはいろんな仕事がある。皆はなぜその仕事をしているのだろう? 町中を「定点観測」してみれば、今日も誰かが誰かを支えてる。 まずは、隣にいる人に喜んでもらいたいよなぁ。せやなぁ〜。
- 2025年5月5日新版 知的創造のヒント外山滋比古読み終わった外山滋比古『新版 知的創造のヒント』(ちくま文庫)を読了。表題のとおり、「創造」のヒントが詰まった一冊。 「忘却」によって必要なものを残し、「発酵」を待つことでアイデアが熟成される。 面白い本ほど、途中でやめる!(難しい〜)自ら先を考えることで、知識は「個性化」できる。
- 2025年5月4日つむじ風食堂と僕吉田篤弘読んでる2025年のゴールデンウィークは、少し遠出をして静かな湖畔でゆっくりしました。 午後の優しい日差しを浴びながら、のんびりと読書を楽しみました。 読んでいたのは、吉田篤弘『つむじ風食堂と僕』(ちくまプリマー新書)。
- 2025年5月3日
- 2025年4月29日わたしの外国語学習法カトー・ロンブ,ロンブ・カトー,Lomb Kat´o,米原万里読んでる4月はスタートの季節!! 今年度は英語にもう一度向き合おう。 ラジオ講座を聴きながら、コツコツと頑張ってはいるが、毎日続けるのは結構大変…。 今日は、ロンブ・カトー『わたしの外国語学習法』(ちくま学芸文庫)を読みながらブレイク♪ 「特別な才能なんていらない」 ありがたいお言葉だ〜
- 2025年4月18日包帯クラブ天童荒太読み終わった天童荒太『包帯クラブ』(ちくま文庫)を読了。誰しもが「心の傷」を持っていて、辛い思い出を抱えて生きている。誰かの「心の傷」に包帯を巻く、その行為は「一人じゃないよ」という証明みたいなもの。誰かの「ただ知っておいてほしかった」思いを「ただ知っておく」それだけでもいい。
- 2025年3月27日傷を愛せるか 増補新版宮地尚子読み終わった宮地尚子『傷を愛せるか 増補新版』(ちくま文庫)を読了。トラウマに関する研究者で医療実務者でもある著者のエッセイ集。職務に忙殺されながらも、日常生活の中で「傷(引っかかるもの)」に対する「小さな気付き」を実直に見出している。一つのテーマをゆっくりと読み進めたいと思える読書だった。
- 2025年3月24日梶井基次郎全集梶井基次郎読んでる今日3月24日は小説家 梶井基次郎の命日「檸檬忌」。 梶井基次郎『梶井基次郎全集 全一巻』(ちくま文庫)から代表作「檸檬」を読む。 退廃的な日々に、レモンがもたらす唯一の清涼感。 丸善に仕掛けられた小さなバクダン! 何度読んでもニヤニヤしてしまう。 ── つまりはこの重さなんだな。 ──
- 2025年3月19日
- 2025年3月14日「人それぞれ」がさみしい石田光規読み終わった石田光規『「人それぞれ」がさみしい』(ちくまプリマー新書)を読了。過度な個人の尊重は、人それぞれ=本音で話合うことのない関係を生み出した。ネットの普及を背景に、それぞれの尖った意見が再集合され、エコーチェンバー化していく…。ぶつかり合うことを恐れず、互いの意見に耳を傾けていこう。#新書 #筑摩書房
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