萌
@macmac_0315
2025年8月2日

読み終わった
気になっていた本。冒頭数ページの灰色さが表紙やタイトルから受けた印象からあまりに冷たく浮き上がっていて敬遠してしまっていたけれど、ボリュームが読書リハビリ向きかなと読み進めてみた。そうすると、読後に不思議とタイトルの祈りを押尾さんや二谷さんに向けている自分がいて、それが別に無垢に暖かい感情では無いと自覚があるので、表紙のテイストに今度こそ納得した。もしかすると本当の本当は、自分が自分に「おいしいごはんが食べられますように」と思ってあげないと何かが保てないかもしれないとも感じている。面白かった。この作家さんのお話、他にも読みたいな。

