
Chisa
@chisa_ima
2025年7月31日

死ぬまで生きる日記
土門蘭
読み終わった
感想
図書館本
@ 自宅
読了。読みながら沢山泣き、沢山iPhoneに綴っていた。記録が残らないのは嫌なのでここに置くけど、誰にも読まれませんように。文法未修正。
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なんの涙だろう?と考えたときに、土門蘭さんが安心して良かった、泣けて良かった、嬉しいと思えて良かった、と思った。それくらい強く土門蘭さんに感情移入していた。
ちょっと似ているところがあるというかわかる部分もあるのが余計に感情移入を加速させた気がする。わたしも、人は誰といても生涯孤独だと思ってるし、普通に暮らしていて時々ふとあーなんて孤独なんだと思うことがある。本や作品を生み出す人が好きで憧れるのは、わたしにはできない、それしかできないからそれ(表現)をライフワークにしているのであって、わたしにはそこまで深い世界(闇)はない と思っている。
だから、土門蘭さんに対して、大変だっただろうなあ、と思い、安心している様子がわかると同じくらい安堵して泣いたんだと思う。辛かったことが容易に想像できすぎたんだ。
わたしまで本田さんに救われた、のではなく、多分強い感情移入だと思う。わたしのことはわたしが一番分かっていて、土門蘭さんと同じではないから同じ言葉で泣くほど救われることはない。でも、良かったなあと思って泣いて、わたしはどうだろう?と思って自分のことを考えてメモしながら読んでたんだと思う
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「これまでわたしは」と過去や捉え方を振り返るやり取りを読みながら、わたしも同時に、「わたしは常に人を軽く見下しながら生きている。そうしないと自分がこの世界にいてもいいと思えなくて、、」と思った。人に寄り添ってるふりをして実は他人を見下してるし、優しいふりをして実は現実を直視せず上手くまとめて逃げる この2点が、わたしの根本的な欠点。
一つ目は無意識に子供の頃からあったような気がするし、二つ目は、大学生の時に周りの人の思考を見て気づいた。前に付き合ってた人にも言われたことがあり、ああ幻滅された、失望された、能力がないと思われた、と思った。付き合いだしたのはそれを言われた後だったから、わたしと付き合ってくれたのは不思議だなと思う。聞いてみればよかった。
大学やNRIに頭のいい人が多かったから、そういう人にはこれを見透かされてる気がして、より逃げたりこわがったりするようになったと思う。直す方向にはいかなかった。
土門蘭さんが、どれだけ心を尽くして向き合ってきたかがわかり、どれだけ勇気を持って本にしてくれたかがわかる。だからわたしも、自分を掘り下げてみたいと思った
p.168あたり
彼氏と、だめじゃなかったら離れないようにしようと思った。彼氏にも時々、孤独が見えるような気がする。友達Kや友達Sには見えないけど、2人にもわたしは自分の孤独を話せる。2人以外にも話せるかも。話せるくらい、もうどうやったって孤独を感じるわたしを受け入れていてというか諦めていて、主体性がないから変えようとしてないだけというか。でも、主体性がないこととかを最近彼氏に開示できるようになってきたと思った。彼氏がわたしの理想の人や分身ではないと思う時もあるけど、わたしがこうやってわたしの弱さを開示できるようになっているのは彼氏との時間の積み重ねで関係が深まってることだと思うし、それを捨ててまで新しい人と同じように向き合って積み重ねるには主体性がないわとおもう。置かれた場所で咲きなさい、のように、害がないならこの人と離れないようにしよう、と思った

