ほんの 読みサプリ "どろぼうジャンボリ" 2025年8月4日

どろぼうジャンボリ
アルミのバケツのようなごみ箱を目出し帽のようにかぶって、黒手袋に黒長靴のいでたちの、おひげを生やしたどろぼうさん。名前はジャンボリ。 夜な夜なまちに出て、何を盗む? ジャンボリが盗むものは…みんなの家のごみ箱に捨てられた「てがみのたね」。練習の手紙、恥ずかしくて出せなかった手紙、書き損ねた手紙。捨てるわけは人それぞれ。 でも、ジャンボリにとっては、それが大事な宝物だったのです。ごみ箱に捨てられた手紙は、「はだかんぼうの きもち」。「てがみのたね」を読むと、ジャンボリの心に「花」が咲くのです。 ところがある日を境に、みんなの家のごみ箱から「てがみのたね」が消えちゃった! なぜ消えてしまった? ジャンボリはどうした? 手紙は気持ちが伝えられる、気持ちが伝わる素敵なものだったことを思い出す絵童話です。
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